シナリオ | システム | キャラ | キャラデザ | 音関連 | 実用 |
6点 | 6点 | 8点 | 10点 | 8点 | 5点 |
シナリオ |
記憶に触れる恋愛アドベンチャー 十二星座という特殊な人間がいる世界で、ただの一般人である主人公が十二星座選抜試験へ協力することになる話。 攻略キャラは4人。プレイ時間は共通が3時間。 個別が2時間の計11時間。攻略キャラもプレイ時間も少なめです。 プレイし終わっての感想は毒にも薬にもならない、って感じですね。 無難な形に纏めてきたな、というところ。驚くべき展開もなく、面白いわけでもない。 決してつまらないわけではないんだけど、正直いろいろ物足りないです。 物足りない理由はやはり設定が上手く扱えてないことでしょうか。 星座設定なんかは特に。結局最初から星座の力に目覚めてる空は兎も角、他キャラは最後まで力に目覚めないのは・・・。 そもそも試験の対象者なのにあまり役立ってない気がするんですが。 十二星座にしたってなんか便利屋集団にしか見えなかったりちょっと扱いがおざなり印象。 シナリオ中身に関しては上記で書いた通りな普通な出来。 まぁ、あくまで萌えゲーとしての要素に期待して買ったので、この辺りについてはこんなもんか、という感じですね。 ただシナリオの見せ方に関してはやや疑問ですが。 個別の形こそとってますが、どのルートも同じ事件を軸に展開していくので、2周目以降はややダレます。 テンポもあまりよくなく、1周目はそれなりに楽しめたのですが、2周目以降は結構読むの辛かったですね。 盛り上がる部分も皆無ですし。もう少しそれぞれのシナリオで変化を持たせて欲しかった。 というような不満なとこはありますが、攻略キャラと恋人同士になってからのバカップルぶりはもの凄く楽しめます。 特に空と星亜なんかは萌えすぎて辛かった(もちろん良い意味で)。 ギャップに萌える人は楽しめるんじゃないかと。 ただ天音と輝夜目当てで買うのは微妙かも?個人的にですが、萌えイベントが少なかったです。どちらかというとシリアス分のほうが多めでしたね。 シナリオの出来もこの2ルートはちょっと・・・、という出来でしたし。 4人クリアするとタイトル画面にStellar Theaterというのが追加され、一応空シナリオからの続きという感じなのですが、何故かハーレム状態になっています。 意味が分かりません。どういうことなんでしょうか。なんの脈絡もなくこんな展開されてもついていけないです。 でもまぁそれまでほとんど役に立ってなかった牡羊座の飛山さんの活躍があったのは良かったと思いますけどね。 |
システム |
CG鑑賞、シーン回想、音楽鑑賞、立ち絵鑑賞あり。 プレイ前にパッチは当てといたほうがいいです。 でないと差分が埋まらなかったりしますので。 なんかやたらにタイトルの立ち上がりが早いですね。 メーカー名表示もなくいきなりタイトル画面が出たのはちょっと驚きです。 で、このゲームの目玉?の1つであるホロスコープツリーですが、正直ヒントが少なすぎて分からないところがいくつかありました。 別に本格的な推理ゲームじゃないんだから、もう少しヒントくれたほうが良かったんじゃないかと。もしくは何度か失敗したらヒント提示してくれるとかね。 ちょっと不親切に感じました。スキップは普通くらい。 そういえばプレイ中に一度もOPが見れなかったのは自分だけ? |
キャラ |
泉 空 CV:風音 主人公の幼馴染。昔は仲が良かったが、5年ぶりの再会となる今回は険悪な仲となっています。ただ険悪といっても割りと序盤からデレてる気がしますが。 まぁ、そこに関しては仕方ないとは思うのですがね。 恋人になってからの空はデレマックスで萌え萌え。 デートイベントでの空は可愛すぎでしょ。そしてデートの終わりのほうで変な気分(性的な意味で)になっちゃう空にも萌え。 デート終わった後は気分を落ち着かせる為に、自室で自慰するのですが、その光景をホロスコープで見られるのは羞恥プレイすぎる(笑)。 個別シナリオはシリアス部分が皆無なのはいいのですが、最後にまわすと結構辛いかも。何故かと言うと、主人公と空が不仲になった理由が他キャラルートでも語られるために、シリアス部分がない分平坦で退屈なシナリオに感じるため。 なので一番最初にやったほうがいいかと思います。 最後に、アリスの格好した空は似合いすぎ! 狩野 星亜 CV:青山ゆかり 狩野陽夏の妹。真面目な堅物っぽい印象を持ってましたが、実際には主人公をからかってきたりするというお茶目な一面もあります。 真面目でもあるんですけどね。そして超がつくほどの甘党。 コーヒーに砂糖入れすぎでしょう(笑)。 主人公のことを意識し出した星亜の可愛さは異常。 ものすっごく萌えます!主人公と顔あわせるだけで赤くなって逃げちゃうのは可愛すぎ。 告白シーンは星亜の好きだという想いが強く伝わってきましたね。 その後付き合いだした星亜の可愛さは更に上昇。 もうベタ惚れすぎて頬がやばいっす。台詞もいちいち萌えさせてくれます。 例えば主人公が星亜の体調を心配するシーンがあるのですが、その時の星亜の台詞が「え、橘くんの看病……ああん。こういう時に限って体調を崩さない自分の身体がちょっと恨めしい」とかね。 他にも初デート時に腕組んでる時に「この場所、予約しちゃったもの。ずっとずっとずーっと、私だけの場所」や、その後にある初エッチシーンでの恥ずかしがりながらもエッチのお誘いとか、ニヤニヤしっぱなし!もう最高に可愛かったです。 藤崎 天音 CV:遠野そよぎ 主人公の幼馴染の一人。おねぇちゃんモードが自分にはヒット! 元々このゲームを買った理由の1つが天音がいたことでして、気に入らないわけがない。 という感じで、プレイ後も大好きなキャラ。ただ、本人ルートは正直萌えもあまりなく、シナリオもイマイチで正直微妙・・・。 サブにまわっておねぇちゃんモード発動してる時のほうが可愛かったですね。 しかし最序盤の選択肢でメガネかけてる状態とかけてない状態になるとは。 珍しいですね。 姫ノ宮 輝夜 CV:五行なずな 主人公の後輩。大人しめな性格です。 照れる姿が可愛いですね。告白シーンは輝夜らしいなぁ、と思っちゃいました。 キャラ的には後輩キャラということで、先輩と呼んでくれ(主人公が呼んでとお願いしたのだが)、性格も良い娘で結構良い感じなんですが、天音同様に萌えポイントが少ない・・・。 そしてエピローグがやっつけすぎなのがめちゃくちゃ気になります。 いきなりあんな展開ではちょっとついていけないなぁ。 シナリオ自体もヒロインが主人公以外の人物を優先しちゃうのが嫌いな人はダメに感じるかと。そうでなくてもダメだと思うが。 |
キャラデザ |
CG枚数は117枚。出来に関しては文句なし! 全体的にレベル高いです。衣装パターンも結構あり大満足。 大好きな絵なので、これだけでも買った価値はありました! |
音関連 |
曲は全部で28曲。ボーカルソングは3曲。 3つともそこそこ良い出来かとー。 BGMに関しては普通。特にこれというのはなし。 声優さんは結構いいですねー。風音さんと青山ゆかりさんの両名のボイスで甘えられるのは、好きな自分としてはいろいろやばかったです。 男性陣にも声あります。気になったのは昴の声。 演技云々ではなく、声が普通に自分には合わなかったです。 他の人は問題なし。 |
実用シーン |
総シーン数11。輝夜は2回で他キャラは3回ずつとなっています。 ただ3回といっても本番自体は2回ずつ(星亜は3回とも本番だけど、分割登録のようなものです)。シチュは普通の萌えゲーらしいもの。・・・あぁ、放尿シーンがいくつかありましたね。好きではない自分としては微妙でしたが。衣装は天音がバニーガール姿、輝夜がメイド姿になってしてるのがあります。 尺は短いほうで、質もそれほど高いとはいえないです。 |
総評 |
まぁ、予想通りというかシナリオは大したことなかったです。 ただキャラは予想以上に萌えましたね。特に空と星亜のバカップルぶりは萌えまくり! 鈴平ひろさんの絵はやっぱり良かったですし。 萌えゲーとしては標準クラスの出来でした。 |
評価点数75点 |
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