Orange Memories


シナリオ システム キャラ キャラデザ 音関連 実用
4点 7点 6点 6点 7点 5点


シナリオ
幼なじみゲー


プレイ時間は共通3時間、個別30分程度。総プレイ時間は5時間半。

昔住んでいた土地に、教育実習生として一時的に戻ってきた主人公。
そこで主人公は成長した幼なじみ達と再会するのであった。

という話。ヒロインは全員幼なじみです。
そして開始時点で主人公へのヒロイン達の好感度は高く(1人だけちょっとアレな行動取る人いるけど)、既にフラグが立っているような状況。
所謂ハーレム物ですね。それはもう、気持ちの悪いくらいに主人公を持ち上げてくれてます。

シナリオは上記のように幼なじみヒロイン達によるハーレム物。
序盤から好意MAX状態で、事あるごとに主人公を持ち上げてくれます。
正直、主人公は別に大したこともないので、このハーレム展開に拒否反応が。
主人公が空手やってた→ヒロインは凄いといった反応、主人公が何かやった→ヒロイン、主人公の事をカッコいいという。
といったイベントがあり、そういうイベントが入る度に「そーっすか、はいはい」という自分。
何度か言ってますが、この手のハーレム作品は、主人公が好きになれないと楽しめないんです。
そして、この作品の主人公は嫌いではないけど、好きにはなれない。
ということで、まぁ自分は楽しめなかったです。

ハーレム抜きにして、シナリオの出来がどうだったっかと言えば、こちらも残念ながら微妙。
主人公にとって都合の良い方向にシナリオが進みすぎ。
あーここで山場入るんだな、と思ってたら、そんな事なく進む。
思わせぶりなフリいれときながら、それはないでしょ、と。

というか、これってもしかして実用ゲー意識してるのか?
個別シナリオは、ほぼエロで進んでたし。共通でもうまくやれば全キャラとエッチ出来てしまうしな。
でも、正直実用ゲーとしてみた場合も駄目かと思う。
肝心要のエロ薄いですもん。数もそんな多い訳ではないですし、尺も薄い。
萌えゲーとしても、実用ゲーとしても非常に中途半端な作品となっています。
システム
CG鑑賞、シーン回想あり。音楽鑑賞はなし。
本家同様に演出面が凄いということはありません
それと、タイトル画面で放置していると始まるキャラ紹介もなし。
こっちではやらないのかな。あれ結構好きなんだけどなぁ。
キャラ
個別で書こうと思ったのですが、個別で書くほどの内容がなかったので纏めていきます。
シナリオのとこで書いたように、本作のヒロインは全キャラ幼なじみ。
年上、年下といます。殆どのキャラは序盤から好感度MAX気味で接してくるのですが、萌衣のみ主人公の事を敵視。
姉や他の幼なじみと話しているだけでハリセンを持ち出してきます。
正直、かなりウザい。他のキャラは別に不快な感情を抱くことはなかったのですが、萌衣だけは駄目。
主人公が何かしたんならいいけど、別に普通に話てたりしているだけなのに、ハリセンて。
理不尽でイラッときます。まぁ、個別に入れば気にならなくなるし、可愛いと感じられる部分もでるのですが。
でも、共通での印象が悪すぎて、唯一この作品で好きになれなかったヒロインです。
っても別にこの作品で好きといえるヒロインは特にはいないのですが。
イベントは同じことの繰り返しばかりで、ヒロインの魅力を感じれるものはなかったので。
悪い訳ではないんですけどねぇ。ちょっと魅力を感じるイベントが少なすぎたかなと。
個別でバカップル描写がそこそこあれば、もしかしたら評価変わったかもですね。
キャラデザ
総CG枚数66枚。驚いた。何に驚いたって枚数の少なさ。
プレイしている間は気にならなかったけど、数えてみて少なさにビックリ。
いやまぁボリュームを考えるとこんなもんな気がするけど、フルプライス作品でこの枚数は・・・。
絵は複数絵師。特に崩れているとかいうのもなく、問題なし。
それだけに枚数の少なさがなぁ。
音関連
曲数不明。ボーカルソングは1曲だった筈。
歌はあまり好きじゃないですね。BGMは普通かなぁ。
記憶に残ってないです。

声優さんは良いですね。全キャラ好きな方でした。
実用シーン
総シーン数29回。真澄4、ひのと9、心6、深春2、萌衣4、真澄&萌衣2、ひのと&深春2となっています。
キャラによって数にバラつきがありますが、分割で登録されているシーンもいくつかあるため、各キャラの数はそんなに変わらないです。
エロはシナリオ部分で書いたように、あまりエロくない。
尺も短く、すぐに終わってしまいます。
総評
萌えにしても、エロにしても、中途半端な作品。
日常シーンは退屈で、エロは薄く、萌えも特になし。
全てにおいてボリューム不足ですし。
良かったとこは声優さんくらいですね。
評価点数60点
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