シナリオ | システム | キャラ | キャラデザ | 音関連 | 実用 |
4点 | 5点 | 7点 | 7点 | 7点 | 6点 |
シナリオ |
秋月薫は浪人生である。今年こそは受かってるという希望を抱きながら、合格発表を見に行くのだが、しかし掲示板には彼の番号は載っていなかった。 愕然とする彼。そこに追い討ちをかけるように付き合う約束をしていた夏川深雪から振られてしまう。 おまけに住む家さえなくし、路頭に迷うことに。明日からの生活をどうしようか迷いながらも、公園で寝付こうとする薫の前に彼の姉が現れる。 突然現れた姉に驚くも、話を聞くと彼を心配して探していたとのこと。探しにきてくれた姉に感謝しつつ、実家に戻る薫。 こうして実家に帰った薫は姉妹達からの協力の下、今度こそはと大学合格を目指し頑張るのだった 1キャラ攻略におよそ1時間〜1時間30分くらい。総プレイ時間は5時間程。 シナリオは物語の導入部こそありますが、その後はキャラ選択→短いイベント→シーンのループ。 好感度やらの影響で休日にイベントが入りますが、それもほぼえっちぃシーンです。 以上のことから中身は皆無といってもいいです。 ただ、にもかかわらず、梓以外のキャラがシナリオ途中で最後までしちゃうのはダメと言ってくるのはちょっとなぁ。 解決方法も単に主人公が本気で好きになってしまい、「したいんだ!」で、いいよという流れ(かなり大雑把な説明になっています) 中途半端にシナリオするくらいならいれないで欲しいですね。おそらく背徳感を出す演出だと思いますが、最初からそこに期待してなかったので必要なかった。 それとプロローグ後は姉妹同士の絡みがほとんどないのは残念。もっと姉妹同士のぶつかり合うとこは見たかった。 キャラは結構好みだっただけに余計感じましたね |
システム |
ディスクレス起動可。CG閲覧、シーン回想、音楽鑑賞あり。 スキップはそこそこ早いです EDロールがクリックで飛ばせないのは面倒過ぎる。 初回起動時にフル画面になるのはマイナス。 前の選択肢に戻る機能があるのはそこそこ便利でしたね |
キャラ |
今回はキャラについて書くことがほぼない為、纏めて書いていきます。 4人の姉妹はちゃんと個性分け出来ていたのは良かった。 特に沙織がね。人によってはかなり腹立たしいキャラなんでしょうが、選択肢がほとんど主人公に好みの女性についての質問で、自分は結構好きでした。 別キャラだと梓のイベントで主人公がドアの音で彼女が来たことが分かったイベントで赤面しながら、なんで分かったのか聞いたとこは好きな場面です。 その後の落胆ぶりは見ていて少し悲しかった。後の2人も香澄は女子学生に見とれていた主人公に嫉妬したり、優佳莉の自分だけ気持ちいいのは悪いからと主人公の為に何かしようとする姿は良かった。 |
キャラデザ |
総CG枚数は77枚(内2枚は埋まってないです) 差分が多いので24枚と、少ないCGを差分でカバーしてる感じです。 特に崩れらしきものもなく、良かったんですが、ただ主人公の描き方はなんとかして欲しかった。 結構主人公も入ってるCGがあるんですが、ヒロインと比べると塗りやらが違って浮いてみえます。 もう少し気を使って欲しかったかなと思う。 |
音関連 |
BGMは18曲。OP曲はありますが、ED曲はなし。 OPはまぁまぁだと思いますが、ゲームクリア後にはいらなかったよなぁ、と思ってしまいました。 BGMは梓のテーマが妙に気に入ってます(笑) 声優さんの演技は問題ないと思います。 |
実用シーン |
梓17、香澄13、優佳莉15、沙紀12、その他8(その他は1個埋まってないです)の計65個。 実際には2回目、3回目のシーンが同じとこに登録されているので倍くらいはあります。 尺は短いのと普通程度のが半々くらい。最初に登録されるのは下着を見せるだけのだったり、胸を触るだけだったりするので微妙。 梓と香澄はフェラやパイズリがあってそれなりに使えそうなのがありますが、残り2人は少なめ。 まず優佳莉はほとんど主人公が攻め手で愛撫するばかりのシーンばかり。最後までするのが最後の方でちょっとあるくらい。 沙紀は全体的に言葉責め、足コキが大部分を占めており、それらが使えればいいのですが、使えない人からするといらないキャラ。 最後までするのも1シーンしかありませんので尚更。 全体的に挿入までいくのに時間があるので結構イライラするかもしれません。 おまけに挿入もそれほど多いというわけでもなく、不満が残る出来。 CGも使いまわしが結構あるので、総じてフルプライスと考えるとキツイ。 |
総評 |
体験版範囲ではシナリオでも楽しませてくれそうだったんですが、見事に外れてしまいました。 正直ここまで姉妹同士の絡みがないとは思ってなかったです。てっきり主人公を取り合ったり、喧嘩したり、そういうイベントがあるのかと思いきやほぼ皆無という。 一つ屋根の下に暮らしてるという設定が全然活かせてませんでしたね。 実用シーンも使いまわしがあったり最後までいくのが少なかったりと不満の残る出来。 フルプライスでこの内容だとちょっと微妙かなと思える作品でした |
評価点数60点 |
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