シナリオ | システム | キャラ | キャラデザ | 音関連 | 実用 |
7点 | 6点 | 8点 | 7点 | 7点 | 6点 |
シナリオ&キャラ |
実用ゲーだと思っていました プレイ時間は6〜7時間くらい。ルートは2つですが、片方はバッドエンド。 パッケと公式でも書かれていますが、本作は攻略キャラ1名のみ。 隣の席のちょっと気になる天使のような少女に羽が生えてるとこを目撃してしまって、詩音ちゃんマジ天使ってなる話。 色々端折りすぎなので、もっと詳しく書くと、天使病という背中に羽が生える病気を発症してしまったヒロイン。 親にも秘密にしていたことですが、ひょんな事から主人公は知ってしまい、今までただのクラスメイトでしかなかった関係から友達として付き合うことに。 それからの主人公と詩音は良好な関係を築いていき、主人公の幼なじみ達も交えて楽しい日々を送っていたのですが、ある日、天使狩りと呼ばれる天使病を発症した少女を捕まえる組織の存在に気づく。 詩音を捕まえに来た天使狩りから逃げる為、主人公と詩音の逃避行が始まるのであった。 というまぁ、そんなお話。天使狩りから逃げることになる事になる前段階部分が意外とボリュームがあり、2時間くらい。 低価格帯の作品だし、設定的に抜き的要素の強い作品だと思っていたので、展開速めかと。 本作の抜き要素は並くらいのもので、シナリオ要素の強い作品でした。 序盤部分は主人公とヒロイン、そしてそこに主人公の幼なじみも加わっての日常。 今まで隣の席だったけど、話すことなく過ごしていた主人公とヒロインが仲良くなっていく様子が描かれています。 大きな出来事こそ起きないですが、キャラの内面描写についてはしっかりと描かれており、メインだけでなくサブの掘り下げもしていて良い。 というか、サブの描写が良かったですね。主人公と幼なじみ2人がよく集まる溜まり場があるのですが、あやねにとってその場所は主人公が思っているよりも大切に思っており、その辺が読んでてよく伝わってくる。 プロローグ後に出てくる、ほのかさんの描写も良いですし、この作品は主人公を取り巻くキャラ達の描写が素晴らしい。 本作は、分割作品の1作目なので、完結はしません。 と言っても、中途半端な終わり方ではなく、公式でも書いてあるように、第一部完のような終わり。 キリの良いところで終わってくれます。 キャラは上記でも書いてあるように、魅力的なキャラばかり。 正直サブは良キャラばかりで、主人公とヒロイン以上に気に入っていたり。 特にお気に入りなのは、ほのかさん。 主人公の知り合いで、逃避した先でお世話になるキャラ。 色々と相談に乗ってくれたりと、頼れるお姉さんですね。 こういうキャラは好きだなぁ。ただ、とある設定から人によっては拒否反応を起こすことになりそう。 ネタバレになるから書けませんが、こういう設定含めて、この作品が好きです。 |
システム |
CG鑑賞、シーン回想あり。音楽鑑賞はなし。 前の選択肢に戻る機能はありますが、次の選択肢へのジャンプ機能はなし。 正直、前に戻る機能よりも、選択肢ジャンプのほうがほしかった。 この作品、スキップが遅いので。もう一つのルートに入るまでちょっと時間がかかってしまいます。 パッチ当てるの忘れてて(これは忘れた自分も悪いですが)、終盤に落ちた時は辛かった。 |
キャラデザ |
総CG枚数30枚。差分多め。 衣装パターンは少ないですが、この価格帯なら仕方ないか。 絵の出来は良い。自分には珍しく、ほのかの眼鏡バージョンがお気に入り。 しっかり者で仕事ができる女性!って感じが良かった。 |
音関連 |
曲数は不明。ボーカルソングは2曲。OPが良い。 終盤でOP曲がまた流れるのですが、これは盛り上がりましたね。 BGMは普通。 声優さんは、ねおんの中の人が微妙に感じた。 |
実用シーン |
総シーン数9回。詩音が7回、詩音とほのかとの3Pが2回。 主人公としているのが5回で、残りの4回は陵辱シーン。 尺、質共に普通。プレイ前は実用ゲーだと思っていたので、若干の肩透かし感が。 この価格帯でのシナリオ強めな作品としては、良い方なんですけどね。 |
総評 |
予想外に楽しめた本作。サブキャラが本当に良かった。 突飛な設定があるものの、この価格帯でこれだけ楽しめれば満足ですね。 続きが楽しみです。 |
評価点数71点 |
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