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シナリオ システム キャラ キャラデザ 音関連 実用
6点 6点 7点 8点 10点 6点


シナリオ
そらうた、ゆきうたに続くうたシリーズ3作目


総プレイ時間は17時間。共通2時間の個別3時間程。
個別が割りと長く取られています。

うたシリーズは初の管理人ですが、同シリーズと比べるとどうか知りませんが、作品的には悪くないレベルだったと思います。

まず共通のテキストが軽快で読みやすく、時折出るネタな単語が笑いを誘ってくれます。
キャラもなかなか良い感じで、ななかのアホな発言、ななかとれんげのやり取りは笑えますね。

しかし気になる部分もあって、それは選択肢の必要性。
このゲームでは選択肢がそれなりにあるんですが、ほとんどの選択肢が意味がないのはいただけない。
意味のない選択肢と書いてますが、要は主人公がプレイヤーの言うことを聞かないのです。
たとえば学校に用事がある結衣に一緒に行ってほしいと言われ、選択肢が出るのですが、断っても結局行く事になったりで、これなら選択肢いらないんじゃ、と思える部分が多数あります。
最低限の選択肢、つまりは個別分岐に繋がる選択肢のみで良かったと自分は思えます。
一応バッドエンドに繋がる選択肢もありますが、別段見なくてもいいようなものですし。
まぁ、主人公が勝手に選択肢選んで突っ走るのに比べればマシだとは思いますが(笑)。


そんな共通に対しての個別シナリオ。
いやーななのシナリオと翠シナリオの出来は良かった!
特にななのシナリオは今年出た妹シナリオでは一番の出来だと思われる。
強くなろうと努力する「ななの」、そしてそれを見守る主人公。
それを今はいない祖母との過去回想を交えての展開。心温まる話です。
ここだけの話泣きかけました。というか気付いてないだけで泣いてたかもしれない。

翠シナリオは予定調和ではあるんだけど、きっちり押さえるべきポイントを描いてくれて良い。
過去回想はちょっと長く感じるかもしれないけど、あそこを短く描くのは駄目だと思うので、自分はあれくらいがちょうど良いです。

そしてこの2つのシナリオで共通して良い部分は主人公の行動。
やっぱり主人公が気持ちのいい行動を取ってくれると、シナリオも更に楽しめるというものです。

それに反して結衣シナリオの主人公は好きになれないですね。
結衣シナリオの主人公はとてもじゃないが、ななの、翠シナリオと同一人物とは思えない。
幼馴染のテンプレシナリオで、これだけ書けば、おそらく大半の方は察しがつく筈。
しかも結衣も主人公と同様な感じだから始末が悪い。それが個別のほとんどを占めてますからねぇ。
この手のシナリオが嫌いな方は間違いなく楽しめないでしょう。

くららシナリオはお嬢様シナリオのテンプレ物。
くららの親が経営してる会社の業績悪化とニュースで報道されてきたとこで、「あぁ・・・これはきたな」と思いましたが、もう予想通り過ぎる展開。
シナリオ進行もダラダラで正直つまらないですね・・・。

この2ルートは笑える部分も少なく、シナリオ進行もダラダラで自分は好きじゃないです。

残りのれんげシナリオは・・・んー可もなく不可もなくかなぁ。
特別これいいよって言えるとこもないですし、ただ人によっては若干鬱になるかも?
後このシナリオのみエピローグがないです。不完全燃焼感がプレイ後残りましたが、まぁあれ以降を書いても蛇足になりかねないし、これでいっか、と納得することにします。
安易に奇跡を起こさなかったことは評価したい部分です。

シナリオ部分は「ななの」と翠が良かったんですが、結衣、くららシナリオが足を引っ張る形に。
この2ルートの出来がもっと良ければ、もっと評価上げていたんですがねぇ。
システム
CG鑑賞、シーン回想、BGM鑑賞あり。
その他システムボイス、おまけのドラマCDがあります。
スキップはかなり遅いですね。これ自分でクリックしていった方が早いのでは?
そんくらい遅いです。まぁプレイ中にスキップを使う機会なんてほとんどないでしょうが。
後気になるのはシステムが重いこと。
風呂場で湯気が出る演出があるのですが、クリックしても認識されなくて若干イラついたり(苦笑)
キャラ
黒田 結衣
CV:木村あやか
黒田旅館、女将の娘。主人公の幼馴染。
共通と別キャラの個別シナリオでは嫌いではないキャラ。
アホな発言や先生に対しての失礼発言とか笑わせてもらいました(笑)。
しかし彼女の個別シナリオは主人公もそうですが、彼女自身にもイライラ。
序盤から終盤まで続きますから、ウザキャラになってしまいましたね。
どうでもいいけど、バナナ好きな設定はなんか意味がるのかと勘ぐってましたが、そんなこともなく。
ホントに単に好きだっただけなのね(笑)

周防 ななの
CV:民安ともえ
主人公の義妹。メロンパン系が大好物。
オツムが残念な出来で微妙にズレた発言が笑える。
共通部での主人公を最初起こすシーンを見たときは、まさかメロンパンしゃぶってる(?)と思わなくて、てっきりフェラしてるのかと(何
や、絶対アレは勘違いするって!
個別シナリオは一番良い出来ですね。
祖母のヒナさんが良い味出しすぎ。
周りのキャラも皆良くて、クリア後は暖かい気持ちになれるシナリオでした。

雨宮 くらら
CV:柚木かなめ
ゲーム開始後、暫くしてから転校してくる。主人公とは昔会ったことがあります。
三毛猫を見つけると、他には目を向けずに走る等、割と行動派なお嬢様。
何気に運動神経も悪くないよう。見た目は運動得意そうでもないんだけどね。
シナリオ部分でも書いたようにお嬢様シナリオのテンプレ。
キャラ自体も別に好きでもなかったのですが、シナリオの悪さもあり、最終的にはどうでもいいキャラになってましたね。
というか梅さんの方ばかりに目が行ってた(笑)
出来れば攻略したかったなぁ(梅さんのことね)。

木ノ下 翠
CV:青山ゆかり
主人公の先輩。昔事故に遭い、足を悪くしてしまった。
しかしそんなことを感じさせない彼女の明るさは自分にはモロにヒット。
こういうキャラには弱いのよ。
当然一番最初にプレイしたのですが、もう最高でした。
シナリオもきっちり自分が描いて欲しかった部分を押さえてくれていて、良かったですし。
最後の彼女の幸せそうな笑顔を見れて、こっちも幸せな気分に。
キャラでは一番好きなキャラです。

山吹 れんげ
CV:青空かれん
ななのと同い年。ゲーム開始時に主人公が住んでる町に引っ越してきます。
悪戯好きで、町でいろいろしてくるのですが、その理由が・・・そんな理由があったのか、と。
正直序盤は好きではなかったのですが、個別を進めていくうちに段々と好きに。
巫女服着たれんげには萌えました。「ニヤリ」って言うとこと表情はお気に入りです。
シナリオは一番短いかな。エピローグもなく終わりなんで、クリア後はなんとも言えない気分に陥るかも。
出番もヒロイン中では一番少ないです。
キャラデザ
総CG枚数86枚。何気にフミオさん原画の作品は初めてな気がしますが、良い出来ですね。
最初は結衣の立ち絵が気になりましたが、プレイしてたら慣れました。
後は幼少時のくららCGの頭がちょっとデカい気がして、子供時代は頭が重くてよく転んだんだろうなぁ、といらん心配をしたり(笑)。
全体的に出来に関しては問題なし。ちょっとしかないキャラにも立ち絵があったのは好印象。
CGのみで立ち絵は表示させないゲームが結構多いですからねぇ。
音関連
BGMは全部で27曲。ボーカルソングは3曲でOP曲、挿入歌、ED曲の3つ。
OPの「尋ねビト」は良曲ですねー。歌ってる方ともマッチしてる曲だと思います。
挿入歌の「揺籃歌」は祖母が歌っていた子守唄(歌ってるのは別の人)なんですが、うん、子守唄らしくゆったりした歌で良い感じ。
EDの「夏の終わりに」はあぁ終わりなのかぁ、と思わせてくれる曲。これまた良曲。

BGMは全体的に透明感のある曲で聴き心地は良いです。

声優さんは豪華メンバー。民安ともえさんの演技が光ってます。
1人芝居のとこは吹いてしまった(笑)
実用シーン
総シーン数は11。内訳は結衣2、ななの3、くらら2、翠3、れんげ1となっております。
ちなみにななのは本編シナリオでするのは2回、翠は1回で、クリア後におまけHが追加され、そこから見る形です。
実用性は普通レベル。尺も普通程度なんですが、ただ「れんげ」が1回しかないのは不満。
後はおまけでH追加するなら、全キャラあると良かったように思える。
まぁ、文句言ってますが、純愛ゲーとして見れば普通程度なので、予めこの事を知っていれば問題ないレベルかと。
総評
シナリオは良い部分は結構良いんだけど、悪い部分はとことん悪いというなんとも言えん出来に。
結衣とくららがなぁ。誰がシナリオ担当したのかしらないけど、この2ルートの出来はちょっとねぇ・・・。
それ以外の面は高レベルに仕上がってますので、作品としてはそれなりの出来。
ただ、期待してたレベルかと言うと(主にシナリオ)、そうでもなく。
うたシリーズファンの方からすると微妙な出来かもしれないなぁ、と思います。
評価点数75点
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