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シナリオ システム キャラ キャラデザ 音関連 実用
7点 7点 8点 8点 9点 6点


シナリオ
絶対忘れない――この想いも、あの日の空の色も・・・!


総プレイ時間は11時間くらい。各エピソードを選択して進めていきます。

まず始めにこのゲームには戦闘があります。主人公達には異能という特殊な力があり、それを使用し、異神と呼ばれる敵と戦うというシナリオ。
萌えゲーではありません。知らずに手を出すと痛い目を見るでしょうね。

序盤だけ読むならまさかバトルありとは思えませんよ。
自分は発売前に公開されたムービー見て、バトルがあること知りましたが、結構な驚きでした。
確かに体験版では不思議要素がありそうだとは思いましたが、まさかこんな作品とは・・・。

そんな本作ですが、エピソード1の最後の辺りまでは普通の学園物しています。
普通に学園通って、なゆた達と弁当食べて、時々過去に仲の良かった幼馴染達との回想を交えつつ話が進んでいきます。
そして、ひょんなことから幼馴染のキョウ、ミコ姉に再会を果たし、彼女達が異神と呼ばれる化け物と戦っていることを知り・・・。
というのが序盤の話。そこからは異神との戦いの日々です。

って書くと異神と戦ってばかりかと思いますが、別に戦いの連続ってわけじゃないです。
日常シーンもありますし、笑えるとこもありで、その中で異神の探索もしていくって感じですね。
仲間内で集まっての日常会話シーンは見ていて楽しい気分にさせてくれます。

戦闘は仲間と協力し合って戦っていくというスタイル(一部では1人ずつで戦ってるのもある)。
正直戦闘描写はお世辞にも優れているとは言えないです。
盛り上がりにも欠けますし・・・。そもそも主人公の能力も神経ワイヤーっていう中距離で活躍するタイプで地味なんですよね・・・。
あっさり攻撃弾かれていますし。というか自分は主人公は前衛活躍型が好きなので、こんな能力と知った時はテンションガタ落ちでした。
仲間の能力もサリナ以外は地味だったしで、なんだかなぁ、って感じです。

ただ、それぞれ異能には意味があるというか、その人物がその時に欲した力を形にしたって設定は良かった。
例えば主人公の力の1つである神経ワイヤーは、なゆたを助ける為に届かない距離からでも攻撃出来ることを願った結果だったり、というようにね。
私的に好きな能力はキョウのかな。あまり役立たないと本人は言ってますが、この能力を欲した理由が泣かせてくれるんですよ。
昔のキョウからは考えられず、トコとの出会いと別れが彼の成長に影響を与えたんだろうなぁ、と思わせてくれます。

戦闘微妙と書きましたが、智ルートの最後の方の戦闘、なゆたルートのラストバトルと盛り上がる部分がない訳ではないです。
特になゆたルートの挿入歌流れる部分はベタながらも悪くなかった。

個別シナリオはなゆた以外のエンドが中途半端です。
まだ異神が残っている状態でのエンディングなので、そこで終わりかよ!って突っ込んでしまいます。
恋愛描写もほぼないに等しく、大抵のシナリオで大した内面描写もなく
お前が好きだ!→私も好き!→即H
という流れ。幼馴染ヒロインの典型的な失敗例。
まぁ、なゆたは幼馴染ではないですけど。

シナリオの出来は複数ライターから出来がかなりバラバラ。サリナシナリオなんて酷すぎるだろ・・・。
不接合だし、普段は鈍感な主人公なのにこのシナリオだけはニュータイプ並のカンの良さを発揮するし、なんじゃこりゃな出来。
以下サリナシナリオでの素敵会話の一部

サリナ「お待たせー!」
昴「あ、ああ」
サリナ「どうしたの、早く廃工場に行こうよ!」
昴「う、うん」
サリナ「何なのよ、気になるじゃない?」
昴「いや、最近スカートの丈が短くなったんじゃないかと思ってさ・・・」
サリナ「何言ってるの?最初からあんな感じよ」
昴「そうかな・・・」
サリナ「昴、また妬いてる」

え?また?またって何?主人公が焼きもち妬いてるとこなんてなかった気がするんですが・・・・?

昴「ううっ、昨日も言ったけど・・・他のバイトに移る気はないのか?」
サリナ「他にいいバイトがあればいいんだけどね」
サリナ「・・・あ、それで、昨日昴に言われたから」
昴「ん?」
サリナ「少しだけ新しいバイト調べてみたのよ」

昨日?いやいやいや、昨日そんな会話してねーし!意味が分からんから。

これ以外でもおかしな会話シーンがいくつかあります。サリナの思考もおかしいし・・・まぁ、お嬢だしなぁ・・・。
ミコ姉シナリオもどうかと思う出来でしたが、このシナリオに比べればマシです。
一体何を考えてこんなシナリオ書いたんだか。

ただサリナシナリオは地雷級の酷さでしたが、メインであるなゆたシナリオ、そして智シナリオは伏線を上手く活かす展開で微妙な部分はあれど、悪くなかったです。
なゆたラストはベタな展開だけど、感動してしまった。
綺麗に〆てるので、このシナリオを最後に持ってくると、気分良く終われると思います。

結構不満を書いてますが、シナリオは一部が酷いだけで、全体として見ると悪くはないです。
自分が求めていた方向とは違いましたが、これはこれで楽しめましたね。
システム
CG鑑賞、シーン回想、音楽鑑賞、スタッフルームあり。
スタッフルームでは開発に関わった方々のコメントが読めます。
いつも通りのシステムで問題ないんですが、どうにも自分は癖で右クリで会話ウィンドウ消した後に、右クリでウィンドウを出そうとしてしまう。
毎回ここの作品プレイする時に同じミスを繰り返す訳で、いい加減直せ、と自分でも思うんだが、癖なもんでどうにも・・・。
まぁ、別にこれで減点する訳ではないですが、こんな奴もいますよ、てことで(笑)。
スキップは早め。前の選択肢に戻る機能がありますが、シナリオ選択システムがあるので使う機会はほとんどないのでいらなかったな。
キャラ
持月 なゆた
CV:松田理沙
主人公の後輩。ゲーム開始時に主人公に告白してきます。
序盤の方はギャグ担当というか、ボケボケな発言で笑えたり、主人公に尽くしてくれたりでかなり気に入ってました。
しかし異神との戦いが始まってからは彼女は役立たずで、いや、別に役立たずでも構わないのですが、ただ遊びでなく異神の探索をしてる最中の緊張感の欠片もない発言等は気に入らない。
ピクニック気分でいるなら仲間に入るなよ・・・って思ってしまいましたね。
ただ、なゆたの個別シナリオラストでの彼女は良かったです。
仲間の為に戦う彼女はカッコ良かった。そしてエピローグでの「また・・・ネクタイが曲がってますよ?」という発言で泣きました。
OP曲も流してくるし、もう泣くしかないだろ・・・。
良いお話でした。

水那倉 智
CV:みる
主人公の幼馴染の1人。主人公とクラスメイトです。
主人公と日直で一緒になった日に真面目に仕事をこなす彼女に萌えた。
や、普段は授業もサボったり、そもそも日直の仕事もしない彼女なんですが、主人公と同じ時は授業も真面目に受け、日直の仕事もこなすんですよ。
どう考えたって主人公と一緒だから、という理由からに決まってる訳で、こんな事されたら、萌えるしかないだろっ!
見た目的にも性格的にも超好きなキャラです。
ただ個人的な不満は聖水イベントがあること。以前にもどっかのレビューで書いたかもしれんが、自分は聖水イベント好きじゃないんですよ。
なのでこれだけは残念でしたね。

時國 弥夜子
CV:風音
主人公の幼馴染の1人。巫女さんです。
超甘党でいなり寿司が恐ろしい程に甘いようです(主人公談)。
幼少時代のミコ姉は超可愛いです。みんなのお姉さんしてる姿が自分にヒットしましたね。
個別は正直イマイチだったし、萌えもイマイチであまり印象に残ってないです。
他シナリオでは普通に好きなキャラなんですけどね。

姫路 サリナ
CV:蛯原ミサ
主人公の幼馴染の1人。お嬢様です。
幼少時に主人公のことをお兄ちゃんと慕ってくれる姿は好き。
現在の彼女も別に嫌いではないんですが、如何せん個別シナリオでの印象が悪すぎた。
シナリオがもうホントにおかしいんですよ。
何を考えて書いたのか、何がしたかったのか、自分にはぜーんぜん分かりません。
キャラデザ
総CG枚数は94枚。ゲームのボリュームを考えるとそれなりにある気がする。
出来は問題なし。若干癖のある絵なので人は選びそう。
それにしても男性キャラがカッコ良いなぁ(笑)。
音関連
曲は全部で25曲。ボーカルソングは3曲。
まずOPのアンバーワールドは良曲。なゆたシナリオクリアした後に聴くと歌詞に込められている意味が分かり、なんだか泣けてきます。
ここまでクリア前とクリア後で評価が上がったのはるい智の絆以来ですね。
挿入歌の琥珀の祈りは神曲。かなり好きな曲です。
発売前直前ムービーをこれのためだけに何度も再生してましたね。
フル版早く出ないかなぁ。
エンディング曲のイノセントクォーツも良曲。エンディングに相応しい曲。
BGMの方は普通ですね。悪くはないんだけど、ボーカルソングが良すぎて霞んでしまいます。

声優さんは問題なし。風音さんの幼少時ミコ姉の演技が可愛すぎてツボですわ。
実用シーン
総シーン数は14。各キャラの割り当ては、なゆた3(2)、智3(2)、サリナ3(2)、弥夜子2(2)、珠乃2(1)、あおい1(1)です。
括弧内の数は本番までいく数で、珠乃のシーンは主人公とでなく、別のキャラとしています。
ただし、別にレイプとかでなく純愛エッチなのでご安心を。
あおいのシーンはスタッフルームのあおいキャラアイコンから見ることが出来ます。
尺は普通程度で、質も普通。智の聖水シーンがあったり、サリナのバイト先の制服でしてたり、巫女服姿でしてるシーンがあります。
他は特に書く事もなく、まぁ純愛ゲーとして普通レベルかなぁ。
総評
全体的に見るとそれなりの出来なのですが、一部シナリオの酷さが残念すぎますね。
サリナシナリオはもう少しなんとかして欲しかった。流石にこの出来はないな。
プレイ前は戦闘もあり、ということで不安が大きかったのですが、終わってみると割りと楽しめて、そして感動しました。
2009年、最初にプレイした新作でしたが、悪くない出来でした。
最後に、キョウが全キャラ中一番好きになってしまった自分はどうすればいいんだ・・・(笑)。
評価点数74点
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